イタリアの高速列車「フレッチャロッサ」が2021年12月よりミラノ~パリ間の直通運転を開始しました。当初の予定では2020年夏頃に運行される予定となっていたのですが、コロナ禍の影響などもあり2021年の12月に運行開始となりました。
トレンイタリアの看板車両のフレッチャロッサ1000(車両形式名としてはETR400)になります。2015年から営業運転をスタートした新型車両で、いかにもイタリアらしいデザイン(ベルトーネが担当)が印象的です。
イタリアの高速列車フレッチャロッサが、フランスのパリとイタリアのミラノ間で昨年12月より運転を開始しています。この区間のフレッチャロッサは1日各2便の運行で、途中フランスのリヨンやシャンベリー、イタリアのトリノなどを経由して最短でパリ/ミラノ間を約6時間半、パリ/トリノを約4時間40分、リヨン/ミラノを約4時間20分で結びます。
また車両は新型のフレッチャロッサ1000が使用され、座席クラスは通常の1等(ビジネス)と2等(スタンダード)、特等にあたるエグゼクティブの3クラスとなっており、快適で便利な移動が楽しめるようになっています。
※上記文章、掲載の写真ははヨーロッパレイルの専門会社「ユーリンク」さんより引用、提供いただいています。
スタンダード(2等)、ビジネス(1等)、エグゼクティブ(特等)の3クラス制となっていて、車内は快適です。(画像はビジネス)
現在、ミラノからパリ、パリからミラノへそれぞれ1日2便運行されています。
<ミラノからパリへ> モダーヌからフランス領となります。停車駅は午前便も午後便も同じです。
ミラノ中央駅発 06:25~トリノ着 07:09~モダーヌ着 08:33~シャンベリー着 09:51~リヨン着 11:08~パリ・リヨン駅着 13:22 (所要時間 6時間57分)
午後出発便は、ミラノ中央駅発 16:53~パリ・リヨン駅着 22:25 (所要時間 6時間32分)
パリからミラノの便は、午前便がパリ・リヨン駅発 06:35、ミラノ中央駅着13:50、午後便がパリ・リヨン駅発 15:18、ミラノ中央駅着 22:05となっています。(2022年2月現在)
全ルートを一機に乗車するより、リヨンで下車し、アルザス地方を周遊したあとパリへ向かうのもいいでしょう。また、リヨンからTGVで南フランスのアヴィニョンやマルセイユへも行けます。弊社では、お客様のご要望に添った「オーダーメイドの旅」も承っていますので、お気軽にご相談下さい。
次のご旅行にはイタリアからのフランスへの列車の旅もプランのひとつとしてお考えいただければ幸いです。
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